WARD CHECKOUT病室退室後
病室退室後施工事例

付着菌検査結果(病室267号室)
検査概要
千葉県某病院様において環境表面殺菌システムで使用するハロフォガーとハロミストを使用して作業前後の菌の増減を検証。
検査施設 | 千葉県某病院 |
---|---|
検査日 | 令和元年 11月27日(水) |
検査内容 | 病室(267号室)の退室清掃後に環境表面殺菌システム施工前に12箇所にて付着菌検査。 その後、環境表面殺菌システムでの作業を実施の上、同12箇所にて付着菌検査。 |
検証箇所 | 作業前12箇所、作業後同12箇所 |
一般細菌 |
放射線室: No. / 検査場所
|
使用薬剤 | ハロミスト(過酸化水素5%、硝酸銀0.01%、その他の成分94.99%) |
薬剤噴霧時間 | ハロフォガーで薬剤を0.2分間/1㎥当たり(1台使用)噴霧 |
使用培地 | 標準寒天培地 ペたんチェック(R)10 PT1010 一般細菌用 栄研化学 |
培養時間 | 48時間 |
培養温度 | 38℃ |
検証箇所 | 一般細菌用付着菌検査 12箇所 |
検査結果
一般細菌 付着菌検査結果 コロニー検出数
No. | 検査場場所 | 作業前 | 作業後 |
---|---|---|---|
1 | オーバーテーブル | 20 | 0 |
2 | ベッド柵てすり | 1 | 0 |
3 | ナースコール | 20 | 0 |
4 | ベッドマット | 8 | 0 |
5 | 床頭台 | 0 | 0 |
6 | 窓カギ | 20 | 0 |
7 | クローゼット持ち手 | 0 | 0 |
8 | トイレ便座 | 11 | 0 |
9 | トイレドアノブ | 1 | 0 |
10 | 電気スイッチ | 0 | 0 |
11 | 入口ドアノブ(内側) | 0 | 0 |
12 | TVリモコン | 20 | 0 |
一般細菌の検出数 | 101 | 0 |
考察
※作業前、作業後比較表
今回の検査において病室の12箇中8箇所にて殺菌作業前に菌が検出され、殺菌作業後菌が検出されず殺菌されたことが下図により実証されました。作業前に菌が検出された箇所はオーバーテーブル(裏),ベッド柵,ナースコール,ベッドマット,窓のカギ,トイレ便座,ドアノブ,TVリモコンの8箇所にて検出され、いずれも高頻度接触部位で清拭作業がしにくい部位であることが想定されます。
貴院で使用する医療機器類、環境表面、高頻度接触部位の清拭については、環境表面殺菌システムを使用する事で効果的に環境殺菌ができ、また看護師・看護助手による業務負荷(清拭作業)の軽減に繋がると考えます。
弊社が推奨する環境表面殺菌システムについては、手術室・診察室・病室など多様面にも活用できるため、これからの感染予防策として活用いただけるシステムだと考えます。
環境殺菌施工写真
天吊フック清掃前
天吊フック清掃中
天吊フック清掃後
煙探知機作業前
煙探知機除塵作業中
煙探知機作業後
高所除塵作業前
高所除塵作業中
高所除塵作業後
カーテンレール清掃前
カーテンレール清掃中
カーテンレール清掃後
壁面除塵作業前
壁面除塵作業中
壁面除塵作業後
天井除塵作業前
天井除塵作業中
天井除塵作業後
クローゼット内除塵清掃
クローゼット上部清掃
吸気口除塵清掃
天井除塵作業
床面除塵作業
煙探知機カバー
吸気口養生
環境表面殺菌スタート
機器稼働中出入口養生
環境殺菌施工前 培地採取
1. オーバーテーブル
2. ベッド柵てすり
3. ナースコール
4. ベッドマット
5. 床頭台
6. 窓カギ
7. クローゼット持ち手
8. トイレ便座
9. トイレドアノブ
10. 電気スイッチ
11. 入口ドアノブ(内側)
12. TVリモコン
環境殺菌施工後 培地採取
1. オーバーテーブル
2. ベッド柵てすり
3. ナースコール
4. ベッドマット
5. 床頭台
6. 窓カギ
7. クローゼット持ち手
8. トイレ便座
9. トイレドアノブ
10. 電気スイッチ
11. 入口ドアノブ(内側)
12. TVリモコン
環境殺菌施工前後培養後培地比較
1. オーバーテーブル
2. ベッド柵てすり
3. ナースコール
4. ベッドマット
5. 床頭台
6. 窓カギ
7. クローゼット持ち手
8. トイレ便座
9. トイレドアノブ
10. 電気スイッチ
11. 入口ドアノブ(内側)
12. TVリモコン
環境殺菌施工前後 インジケーター反応結果
※作業後、インジケーターに反応有り
作業前
作業後
作業前
作業後
作業前
作業後
作業前
作業後
作業後